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?御堂筋線の混雑感
アンケート調査では、地下鉄長堀・鶴見緑地線の延伸前の状態として、平成8年12月中旬と比べた混雑感を問うているが、これによると利用者の混雑感は次のとおりである。
・全体では「変わらない」が66.2%を占めるものの、「ややましになった」が19.0%を占めている。また、「ひどくなった」という人は 1.8%と少なくなっている。これは、平成8年夏頃に完了した御堂筋線の車両編成の10両化と2分間隔での運行による現状が評価されたと考えられる。
・利用時間帯別でみると7時台では「変わらない」が77.8%を占めるものの、8時台では55.8%と減少し、8時台及び9時台では「ややましになった」が約20%となっている。
・性別では女性より男性の方が「変わらない」や「ややましになった」と答えた人の割合が若干高くなっており、女性では「わからない」と答えた人の割合が20%を超えている。
・年齢別では各年代とも「変わらない」という回答が半数以上を占めているが、「ややましになった」と感じている人の割合が最も高いのは50歳代で27.8%、60歳代で20.0%と比較的年代の高い層で評価されている。また、20歳代では「変わらない」と答えた人の割合が最も低くなっているが、その分「分からない」と答えた人の割合が最も多い。

 

12月中旬と比べた混雑感

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